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神社・神話


「神魂」という名が結ぶ、二つの母神の謎
(写真は、神魂神社の参道から撮影したものです。) 出雲地方では、「神魂」という文字によく巡り合います。 出雲大社の外にある神社の中では、(かもす)と読む神魂神社(かもすじんじゃ)、そして(かみむすび)と読む命主社、正式名称:神魂伊能知奴志神社(かみむすびいにちのぬしのかみのやしろ)……。 この同じ漢字を持つ二つの神社には、「ある謎」が隠されています。 系統の違う二つの神様 神話(『古事記』など)をひもとくと、この二つの神社に祀られている神様は、まったく別の系統として描かれています。 神魂(かもす)神社の主祭神:伊弉冊(イザナミ) ⇒ 国や神々を生んだ、お馴染みの母神。 命主社(かみむすび)の主祭神:神産巣日神(カミムスビ) ⇒ 宇宙開闢のときに現れた、性別のない独り神。 公式な神話では別々の神様なのですが、実は、一部の歴史・民俗学の研究者の間では「この二柱は、もともと出雲の同じ地元の母神信仰から生まれた、同一の存在(あるいは同根の信仰)だったのではないか」という非常に興味深い説があるのです。 歴史の波で変わっていった祭神 なぜそんな説があるのかと
FUMI AOI
9月1日読了時間: 3分


神話から紐解く「日本のスピリチュアル・ヒーリングの起源」
こんにちは。皆さんは「ヒーリング」という言葉に、どんなイメージを持っていますか? 海外発祥のイメージも強いですが、実は日本にも、はるか昔から「目に見えない力で心と体を癒やす」という素晴らしい文化がありました。 その原点は、なんと『古事記』の出雲神話に隠されています。今回は、日本固有の「癒やしと再生」の物語を紐解いてみましょう。 神話の中で、主祭神である大国主大神(オオクニヌシ)は、兄弟たちの罠にかかって大火傷を負い、命を落としてしまいます。 このとき、天から遣わされた二柱の女神が協力し、彼を元の元気な姿へと蘇らせました。 傷ついた大国主大神を救った「二柱の女神」 日本のヒーリングの起源として象徴的なのが、出雲大社の境内、御本殿の東側に静かに佇む「天前社(あまさきのやしろ / 正式名:神魂伊能知比売神社:かみむすびいのちひめのかみのやしろ)」に祀られている二柱の女神です。 ※境内図にピンク色の↑の示す社 蚶貝比売命(キサガイヒメ):赤貝の女神 蛤貝比売命(ウムガイヒメ):蛤の女神 神話の中で、大国主大神は、兄弟たちの嫉妬の罠にかかって大火傷を負い
FUMI AOI
9月1日読了時間: 3分
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