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晩夏から初秋にかけて体を癒す食事法と生活習慣

9月11日
読了時間: 4分

秋の入り口は、体の中で「陰」から「陽」へとエネルギーがゆっくりと移り変わる時期です。夏の暑さで冷えた体は、これからの季節に向けて温かさを取り戻そうとしています。この過渡期に体を労わることで、秋バテを防ぎ、心身ともに健やかに過ごせます。今回は、マクロビオティック的な考え方から、晩夏から初秋にかけての体の癒し方と食事法をご紹介します。



秋の入り口は陰から陽への変化の時期


マクロビオティックでは、自然界のエネルギーを「陰」と「陽」に分けて考えます。夏は「陰」のエネルギーが強く、体を冷やす傾向があります。晩夏から初秋にかけては、徐々に「陽」のエネルギーが増え、体を温める力が必要になる時期です。


この時期は、まだ暑さが残るものの、朝晩の涼しさや空気の乾燥を感じやすくなります。体は冷えと乾燥の両方にさらされやすく、バランスを崩しやすい状態です。だからこそ、体を温めて潤すケアが大切になります。



基本の過ごし方で体を整える


秋の入り口におすすめの過ごし方は、体の内側から温めてエネルギーを蓄えることです。具体的には次のような習慣を取り入れてみてください。


  • 冷たい飲み物や食べ物を控えめにする 夏の間に慣れた冷たい飲み物や野菜の生食は、徐々に減らしましょう。冷たいものは体を冷やし、胃腸の働きを弱めます。


  • 湯船にゆっくり浸かる シャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯にゆったり浸かることで血行が促進され、体の芯から温まります。リラックス効果も高まります。


  • 質の良い睡眠をしっかりとる 睡眠は体の修復とエネルギーの回復に欠かせません。寝る前のスマホやパソコンの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう。




体の症状別におすすめの食べ方


秋バテの症状は人それぞれですが、マクロビオティックの知恵を活かした食事で体をサポートできます。


♦胃腸の疲れやだるさには自然な甘みの温かい野菜スープ


夏の冷たい食事で胃腸が疲れていると感じるときは、かぼちゃや玉ねぎなど、自然な甘みのある温かい野菜スープがおすすめです。これらの野菜は消化を助け、胃腸を温めて元気にします。


  • かぼちゃはビタミンやミネラルが豊富で、体を温める効果があります。

  • 玉ねぎは血行を促進し、胃腸の働きを整えます。


スープにすることで消化が良くなり、体に優しい食事になります。


♦のどの違和感やから咳には肺を潤す食材を


秋は空気が乾燥しやすく、のどの違和感やから咳が出やすい季節です。マクロビオティックでは「肺」を潤す食材として、蓮根、大根、梨を勧めています。


  • 蓮根湯のお手当法 蓮根を(できれば皮ごと)すりおろしたもの大さじ3に、生姜おろし汁を2~3滴、自然塩ごく少々、水は蓮根おろし汁の2倍~3倍を、火にかけ、沸騰する直前で火を止めます。※おろした蓮根や生姜は、ガーゼで包んで絞ると飲みやすいです。

  • 大根は消化を助け、体の余分な熱を冷ます働きもあります。

  • 梨は水分が多く、のどの潤いを保ちます。


♦肌の乾燥や便秘には大腸と皮膚のつながりを意識した食材を


肌の乾燥や便秘は、大腸の働きと深く関係しています。大腸が健康でないと、体の老廃物がうまく排出されず、肌にも影響が出やすくなります。


  • ごぼうは食物繊維が豊富で、大腸の働きを助けます。

  • 里芋は体を温めて潤す効果があり、便秘改善に役立ちます。

  • 白ごまは良質な脂質を含み、肌の保湿をサポートします。


これらの食材を組み合わせて、温かい煮物や和え物にすると食べやすくなります。



秋バテを悪化させる注意点


夏の名残で、まだ夏野菜の生食や冷たい飲み物、白砂糖や乳製品を多く摂りすぎると、体が冷えて秋バテが悪化します。特に白砂糖は体を冷やし、エネルギーの巡りを妨げるため控えめにしましょう。


胃腸の疲れを感じているなら、消化に負担をかけないために、乳製品は控えめにして、代わりに、豆乳やナッツミルクなど植物性のものを選ぶと良いでしょう。



季節の変わり目に体を労ることの大切さ


晩夏から初秋は、体が大きく変化する時期です。自然のリズムに合わせて、体を温め潤す食事や生活習慣を取り入れることで、秋バテを防ぎ、心地よい季節のスタートを迎えられます。


体の声に耳を傾け、無理せずゆっくりと過ごすことが、何よりのインナーケアです。これからの季節も、体を大切にしながら健やかな毎日を過ごしましょう。




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